Love-tune という物語

 

 

 

 

2018年11月30日

アイドル阿部顕嵐が死にました。

 

 

 

生物学的な意味ではなくて、もっとこう、

心の中の、もっと奥の芯みたいな部分でのハナシです。

 

 

 

 

それはあまりにも突然、たった一通のメールで。

あまりにも呆気ない終わり方でした。

こんなにメロメロにさせておいてズルい人。

 

 

 

「 俺たちがんばります! 」

 

 

 

7人揃って収録した最後の少年倶楽部でそう言ってくれたとおり、彼らは戦った。大きなもの、わたしが想像もできないぐらい途轍もなく大きなものと戦った。「絶対また会うぞ!」って言ってくれて、メンバーのことがだいすきな彼等がこんな結末になったこと、いちばん悔しいとおもう。

何がこうさせたとか、誰がこうさせたかとか、誰かを責めたりしないとやっていけそうにないやって思うけど、それを問うたところで『ん?なんのこと?いままでありがとう、たのしかったよ 』な〜〜んて笑って言うんだろうな。

 

 

「がんばってないね、アイドルだから」

 

 

そういう部分は知らないままで、きっと彼等はどうしてこうなったのか話さないし、これから先わたしはずっと知らずに生きていくんだろうな。

 

 

 

だって彼等はアイドルだから、ね。

 

 

会えない期間にも愛を育むってよく言う様に、2018年、活動がないときもどんどん好きになっていってた。不思議なものです。Love-tune の過去の雑誌や映像をみることで毎日がキラキラして楽しかった。ヲ友達もできた。ただただ Love-tune のハナシをするだけの散歩、すごく楽しかったな。

個人的に今何が辛いって、いつもとなりにいてくれる人と何を話していいのかわからなかったこと。口を開けば「顕嵐くん!Love-tune! 」だったから話し始めてすぐに「‥もう観れないんだ 」って頭をよぎって言葉が出なくなるのがとにかく辛かった。

 

 

美勇人のピカイチのダンスも、さなぴ〜の職人気質で熱いところも、萩ちゃんのこだわりが強いところも、モロのあったかくて優しいところも、ナガツの仕事に対して誠実なところも、安井くんの周りがみれて真っ直ぐなところも、顕嵐くんのちょっと不器用なところも、忘れたくない。忘れて欲しくない。この7人だから好きになれたんだよ。

 

 

CALL

I believe it and I can do it 誰かと同じスピードじゃ追いつけそうもないMy Dream 」、その歌詞通り彼等は駆け抜けた。限りがあるかのように、駆け抜けた。どんどんスピードあげるから、置いていかれるんじゃないかと思った。

 

 

烈火

「諦めないで Not too late。烈火 烈火、いつだって Fighting pose 」彼等は常に戦っていた。「限界なんてない情熱。臆病な日々に火をつけろ。運命を自分で変えるのさ、動き出せ今すぐ。」彼等はまえに進んでいた。活動がなくて戦ってる状況にも『メソメソするな!』そう言われてた気がする。いや、きっとそう言ってたね。

 

 

This is Love Song

「増えていく思い出忘れないように、半分は持っててよ」って言ってくれたから、どんどんスピード上げていく Love-tune にもついていけたんだ。彼等は戦っていたけど、わたしたちのことを決して置いては行かなかった。

 

 

Superman 

だって、彼等は Superman だからね。「忘れられない思い出をつくろう」ってわたしたちの手を引っ張って離さなかった。

「Once more Please your voice」。

そうだ、わたしやっぱりまた聴きたいしまだ7人に会いたいんだ。

 

 

CALL / 烈火 / This is Love Song / Superman

この4曲が Love-tune の物語を語ってるみたい。もう直接聴くことはできないんだね、まだ信じられない。悲しい。

オリジナルの曲があって、オリジナルのロゴと「ビートくん」っていうキャラクターもいて、退所するのに事務所が正式に発表する。爪痕残せたのかな。「俺たちとみんなで Love-tune 」だから7人みんなで退所なのかな。仲が良くてたのしくってワクワクして最高で最強な人たちだよ。Love-tuneの物語は最後まで Love-tune らしくてドラマティックで、より一層スキになっちゃったよ。ほんとズルい人達だ。 

お疲れ様、アイドルを選んでくれてほんとうにありがとう!って言いたいけど、ダメージ大きすぎたので、メンタルジェットコースターだから、まだまだメソメソさせて。大丈夫、そのうち、わたしもまたヘラヘラしてるとおもうからさ。

「明日が来ない今日もある。だから今日の気持ちは今日伝えないと。」顕嵐くんが教えてくれたことなのに、分かってたはずなのに何にも分かってなかった。

どこかでまた会えたらいいな、なんて今は全然思えない。だめだね、ごめん。わたしは Love-tune阿部顕嵐がスキだから、きっと別の場所で活躍する姿をみても、Love-tune の中で「えへへ〜〜」って笑ってる顕嵐くんの姿を思い出してしまうとおもうの。いまは何を見ても聴いても顕嵐くんや Love-tune に重ねてしまうよ、悲しいな。悔しいな。

個人戦のJr.のなかで、人生を彩るステキな仲間に出会えて良かったね。夢見られてよかったね、夢見させてくれてありがとう。顕嵐くんがこれからも7色に彩られる人生を歩めますように。これからも顕嵐くんは自分の人生の主人公だから、いつかこんなこともあったねって笑ってられる選択肢になるといいな。いまは第何章の何ページ目??君の物語が最終的にハッピーエンドになることは決まっていて間違いないからさ、どこで読めるのか誰にも言わないからそっと教えてよ。

 

 

7人それぞれの選択、人生の物語。最後の1ページまで駆け抜けてね。2018年11月30日、「 Love-tune 」の章は一区切り。Love-tune といっしょにドキドキハラハラしてた時間、うれしくてたのしくてワクワクしてた時間はいつまで経っても全部ぜんぶホンモノ。困ったな、物語の続きを読みたいのにどこで読めるのか分からないや。

 

 

 

 

最高で最強な Love-tune

「 忘れられない思い出をありがとう 」

 

ほんと、ズルい人達だ。

だいきらいだけど、だいすきだ。

 

 

 

 

 

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